ナレッジ
ナレッジは、AIワーカーが回答や判断に使う情報をチームで整理する場所です。フォルダ、ページ、データベース、JSON、ファイル、URLを用途に応じて使い分けられます。ユーザーには閲覧・追加・コメント・編集・管理の権限を、AIワーカーにはワークスペース全体・指定のみ・アクセスなしの参照範囲を設定できます。

概要
ユーザーとAIワーカーのアクセス権限、URLを含む6種類のノード、検索、データベース型ナレッジなど、現在の運用に必要な仕組みを整理します。
基本
ユーザーとAIワーカーのアクセス範囲を分けて管理
ナレッジはチームのワークスペース内で管理しますが、全員・全ワーカーが同じ範囲へアクセスする必要はありません。
- ユーザーへの共有:ナレッジ画面の共有ダイアログから、閲覧・追加のみ・コメント・編集・管理の役割を付与できます。フォルダへ付けた権限は配下へ継承されます。
- AIワーカーの参照範囲:ワーカー設定のナレッジ画面で「ワークスペース全体」「指定のみ」「アクセスなし」を選べます。「指定のみ」では、参照を許可するフォルダやノードを個別に追加します。
- 共有リンク:ログイン必須の有無や有効期限を設定したリンクを発行し、不要になったら失効できます。
ワーカー設定とナレッジの共有ダイアログは同じ権限情報を使うため、どちらから変更しても反映されます。デフォルトワーカーだけは常にワークスペース全体へアクセスし、この設定を変更できません。

URLを含む6つのノード種別
ナレッジツリーでは、用途に応じて次の6種類を使い分けます。
- フォルダ:他のノードを業務や案件ごとにまとめる
- テキストページ:Markdown、画像、ファイル、Mermaid図表を含む手順書やFAQを編集する
- データベース:列と行を持つ構造化データを管理する
- JSON:API設定やマスタなどの構造化データを保持する
- ファイル:PDF、画像、スプレッドシートなどの元資料をアップロードする
- URL:WebページをURLのまま保存し、内容をAIワーカーから参照する
URLナレッジは、本文をコピーしたりファイルへ変換したりせず、外部の一次情報を既存の資料と同じツリーで整理したいときに向いています。

データベース型ナレッジ(9種類の列と検索)
データベースは、顧客一覧・商品マスタ・問い合わせ履歴・FAQマスタのように 行ごとに情報を追加して検索したい場面 で使います。列は短文、長文、数値、チェックボックス、日付、単一選択、複数選択、URL、メールアドレスの9種類から選べます。列ヘッダーから項目名・型・選択肢の編集や列の削除を行い、セルをクリックして値を編集します。
仕様で押さえておくべき点:
- 作成日時と作成者のシステム列は自動で追加され、読み取り専用です
- 単一選択・複数選択は選択肢と色を設定できます
- AIワーカーは許可されたアクセス範囲内で、
knowledge-managerスキルから行単位の取得・検索・更新を行えます - スキーマ変更や行更新を任せる場合は、ワーカーのナレッジ権限と実行前承認も確認してください

検索とAIワーカーからの参照
サイドバーのナレッジ検索では、名前・本文・説明に加えて意味の近さも使い、直接一致する結果と関連する結果を分けて表示します。各結果には保存先フォルダ、作成者、更新日時が表示されるため、同名の資料があっても見分けやすくなっています。
AIワーカーから参照する場合は、ワーカー設定のナレッジ画面でアクセス範囲を確認し、knowledge-manager など必要なナレッジ系スキルを有効にします。「指定のみ」を選んだ場合は、対象フォルダやノードが個別に許可されていることも確認してください。
「ワーカーがナレッジを見ない」ときの確認順は、(1) アクセス範囲、(2) 対象ノードの個別許可、(3) ナレッジ系スキル、(4) 指示文に参照場面が書かれているか、です。

確認ポイント
ユーザーの共有役割とAIワーカーのアクセス範囲が、扱う情報の機密度に合っていますか?
ページ・DB・ファイル・URLを用途に応じて使い分け、検索結果で保存先・作成者・更新日時を確認できていますか?
ナレッジを参照させたいワーカーで、アクセス範囲とナレッジ系スキルの両方を確認しましたか?